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アニマルトレーニングってどうやるの?

こんにちは、直人です。

動物園や水族館へ遊びに行ったとき、イルカショーやバードショーなどで飼育員さんがまるで動物たちと心を通わせているかのように動物たちを思い通りに動かしている様子を見て、どうやって教えているのだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

今回は動物園飼育員とトレーナーの経験からざっくりと「アニマルトレーニングの原理」を紹介します!

キーワードは、

  • 古典的条件付け
  • オペラント条件付け

ちょっと難しい用語が出てきましたが、実際にトレーニングでやることは単純ですので、ご安心ください!

この模式図の用語について説明します。

  • コマンド:動物に与える指示(例.ホイッスルを吹く、ハンドサイン、ライト点灯など)

コマンドは、動物にやってもらいたい「動き」ごとに用意し、それぞれのコマンドが明確で、わかりやすいようにします。

  • 行動:動物にやってもらいたい「動き」のことです。パフォーマンスとも言います。

パフォーマンスは、その動物が本来もっている「習性」や「体の構造」を理解してから決めます。その動物がそもそも「しない動き」は教えることはできません。

  • エサ:ここではエサと書きましたが、正しくは「報酬」と言います。報酬とは、その動物にとって嬉しい、快楽を感じること、ものです。

イヌやインコなど、人間と距離が近く、知能が高いと言われている動物は「飼い主とのふれあい」も報酬になります。動物一般とした場合は「エサ」、とくに稀にしかもらえない大好きな「おやつ」は報酬としてぴったりです。

  • クリッカー:動物に「今した動きは正しいよ」と伝えるための「合図」です。

クリッカーはペットショップなどに売っている、手のひらサイズの「カチッ」という音が出る道具です。ここで重要なポイントは「短く」「注意を引く変わった音」です。得意な人は「口笛」や「指パッチン」などでも代用できます。クリッカーを使うメリットは「ピンポイント」で動物に「正しい」と伝えることができることです。

ここから先の原理については、専門書がたくさん出ていますので、さらっと説明します(^^;)

古典的条件付け(レスポンデント条件付け)

古典的条件付けとは、動物にとって「何でもない刺激(ベルの音)」でも、エサをもらうたびに(ベルの音)を聞かされていると、動物の中で「エサ=(ベルの音)」と結び付く。つまりエサと(ベルの音)が動物にとって「同じ価値」になります。

オペラント条件付け

オペラント条件付けは、「オペレート(操作する)」が語源です。

簡単に言うと、動物がある行動(動き)をした後に、「良いこと」が起きると「その動きをたくさんするようになる」

逆に、ある行動(動き)をした後に、「嫌なこと」が起きると「その動きをしなくなる」というものです。

(人間の子どもにも当てはまることがあると思います。)

オペラント条件付けの原理については下記の記事を参照ください!

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以上のことから、どうやって動物をトレーニングするかというと、

  • エサ(おやつ)をあげる度にクリッカーの音を聞かせる(古典的条件付け)。
  • 「してほしい動き」をしたら、クリッカーを鳴らしてエサをあげる。「してほしい動き」をたくさんしてもらうようにする。(オペラント条件付け)
  • コマンド(ハンドジェスチャーなど)をした時に、「してほしい動き」をした時だけクリッカーを鳴らして、エサ(おやつ)をあげる。(※シェイピング)

※シェイピング=動きを形づくる、アニマルトレーニングの用語です。

トレーニングは「スモールステップ」で少しずつ、段階的に進めていくことが大切!

今回はアニマルトレーニングの概要を紹介しました。

言葉が通じない動物を相手にするため、なかなか思い通りに行かないこともありますが、動物と良好な関係を築きながら、楽しく進めていくことが大切です!

次回からは実例を交えながら、細かいテクニックも紹介していきます。

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それでは、また!

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