
こんにちは、直人です。
突然ですが、「ネジアート」ってご存じですか?
これはボルト、ナット、平座金、ワイヤーなどをくっつけて生き物やロボットなどを作るアート作品です。
私はいつも「機械×動物」をコンセプトに何か面白いものはないか探しています。
2025年の夏に福井県立恐竜博物館へ旅行に行ったとき、期間限定で出店していた出店で「ネジアート」という存在を知り、衝撃を受けました!


普段は機械設計の仕事でボルトをよく扱っていることもあり、身近な存在だったため一瞬で一目惚れして、
「自分も作ってみたい!」と強く思いました。
今回のブログでは、私がネジアートを始めるにあたり「購入したもの」「試行錯誤したこと」を紹介します。
プロの作品と比べたら、天地の差ほどある素人の作品ですので温かい目で見ていただけると嬉しいです(^^;)
まずはその出店で見本となる作品を購入しました。

昆虫などの虫はメカっぽくて好きなので、はじめて作る作品は「虫」にしました。
最初に「購入した道具」は以下になります。(とりあえずAmazonやホームセンターで安いものを揃えていきました)


- はんだゴテ:¥1,000~\3,000
- ボルト、ナット、平座金:ナットセット\1,500 , 平座金セット:\1,500 , ボルトは適宜ホームセンターで購入
手のひらサイズの作品を作るならボルト類は「M3~M6」サイズが良い(ペンチで曲げられるため)
ボルトや平座金を曲げるために「ペンチ」と「万力」を購入しました。


あとはくっつけるだけ!
「はんだ付け」は中学校の授業以来だったため、約20年ぶりでした(^_^;)
「金属同士をくっつけるだけだから簡単だろう」と思っていましたが、はんだが水滴のように表面を滑ってしまい、
全くくっつきませんでした!
ボルトの材質は「ステンレス」や「鉄(メッキ付き)」でした。
試しにアロンアルファで仮止めしてからはんだ付けしようと試みましたが、はんだ付けの熱でアロンアルファが気化したようで目と鼻、喉に激痛が出たため、即中断しました。
はんだ付けは換気をしながら行ってください!!
いろいろ調べてみると、ステンレスの表面には酸化膜があり、はんだの接着を妨げていることがわかりました!
おそらく表面にメッキがされた鉄も同じことかと思います。
(この酸化膜があることでステンレスは錆びにくいという特徴があります)
酸化膜を取り除くために、「活性フラックス」と「ステンレス専用はんだ(ヤニなしはんだ)」を購入しました。
また、「はんだ付け用ペースト」や「ヤスリなどで表面を削る」とくっつきやすくなることもわかりました。

- ステンレス用はんだ・フラックスセット:\1,050
- はんだ付け用ペースト:\200


ようやくボルトとナットをくっつけることができました!
手順は、
- 表面処理:接合面(くっつけたい部分の表面=をヤスリやサンドペーパーで汚れを取り除く
- はんだ付け:接合面にフラックスを塗布した後、はんだゴテで接合部をよく加熱してからはんだ付けする(200℃くらい)
- 洗浄:作業後は水でフラックスをよく洗い流す
はんだ付けが不慣れなため、はんだが盛り盛りになってしまいました。
また、酸化膜やメッキを取り除いた部分は時間が経つと酸化して、錆びが出てきました。

クモもはんだが盛り盛りで表面が凸凹で気持ち悪いため、電動グラインダーで表面を滑らかにしようとしたのですが、削る音が大きかったため断念しました。(騒音トラブルになりかねない、、、)

実際に作ってみて、「いかにはんだを少量でくっつけるか」がポイントだと痛感しました!
余談ですが、機械設計で図面に「溶接」指示をするとき、「点付け溶接」と記載することがあります。
今回ははんだ付けですが、職人さんの技術の高さと大変さを経験することができました。
次回はCADでイメージ図を作ってから別のネジアート作品を作ってみようと思います!
そして、はんだ付けの特訓をしてから臨みます。
次回作品も温かく見守って頂けると幸いです♪
それでは、また!
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